
——— この本を出版された動機は何でしょうか?
母の死や介護を通して色々なことを教えてもらいました。闘病中には、つらい思いや悲しい思いなどもしましたが、もっと多くの素晴らしい感情が沸いてきました。ですからペンを取りました。書く事によって自分自身の抱えていた物がすうっと軽くなりました。

——— 実際に活字にするのはかなり大変な作業でしょうが出版までにはどの位の時間を費やしましたか?
母の看病中には日記をつけていたので、それを元にして文章をまとめていきました。
約1年位で編集を進めていきました。結構かかりましたが大変ではなかったです。むしろ前向きに取り組めました。(笑)

——— 本の途中でお姉さんとの確執が描かれていますが・・・
胸の痛むことや、腹の立つことがありましたが、私自身がカウンセリングを学んだことによって、気持ちの整理が付けられるようになっていきましたから、乗り越えることが出来ました。今はとても上手くいっていますよ。やはりセラピーの持つ力は素晴らしいですね。

———お母様のガン宣告を受けてどんなお気持ちでしたか?
その時は不思議と冷静でしたね。でも段々と受け入れられるようになっていきました。
そうなると悲しくなりましたね。

———お母様の看病を通して飯田さんのご家族はどうでしたか?何か変化はありましたか?
家族構成は主人と娘(現在高校2年生)と息子(中学3年生)です。家族の全員が私や母また、母に対する私の姿を見て皆良い風に変わっていきました。特に娘が一番変わりました。反抗期(当時中学2年)もあって衝突をよくしていたのですが、思いやりのある優しい娘になってくれました。今では私と同じく将来は子どもたちと関わる仕事がしたいといっております。とても嬉しいですね。

——— この本をどんな風に読んでもらいたいですか?
介護だけでなく子育てや人生に悩んでいる方全てに是非読んでもらいたいです。心に伝わる何かがあるはずです。

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