10月○日
次男の毎朝の日課は長男を起こすことから始まる。午前7時ごろ、次男はすっかり目覚めているが長男はまだふとんの中にいる。最近階段を自由に昇り降り出来るようになった次男は私が台所で朝食を作っている時に「おにいちゃんを起こしてきて!」と言うと大喜び。「まかせて!」とばかりに2階へ駆け上がり、長男のふとんを剥ぎ取り、服をめくってお腹をポンポンと叩いて「オッキ」「オッキ」と盛んに叫んでくれる。ふとんの中の長男はなかなかしぶとく、次男では完全に起こすことができない。奥の手で次男が長男の上に馬乗りになることもあるのだけれど、重量が半分のため長男の夢を目覚めさせることが出来ないことも多い。さすがに小学校に遅刻するので頃合いを見計らって私が登場する羽目になる。明日も次男の出番があるかな。
10月▲日
長男は小学校に毎日連絡帳を持って行く。そこには明日の持ち物や宿題や連絡事項などを書いて帰ってくるのだが今日の連絡帳には先生からの文字も並んでいた。
「漢字の宿題の字が雑になってきているので今日、学校でもう一度書きました。 “とめ”“はね”“はらい”に気をつけてていねいに書くように注意しました。 おうちでもていねいに書くよう言っていただけますか。よろしくお願いします。」
もっと大事件が書いてあるかと思っていたので拍子抜けした。漢字ノートを見返してみると確かに丁寧に書いたとは言えない文字だが、普段息子には注意する事が多すぎてそんな事まで気が回っていなかった。挨拶やマナー、交通ルール、友達への思いやり、学んで欲しい事は山ほどだ。宿題を毎日忘れずにしているのでいいかなって思っていた私ってちょっとのんびりしていたかな・・・ 。
10月×日
今日は近所の会館で「わらもじ展覧会」というのが開催されていたので長男と二人で見に行った。わらもじというのは筆ではなくわらを束ねたものに筆のように墨をつけて文字を書く、というものだ。普通の書道とは違い文字の大きさやレイアウトなんかも自由でとても個性的だ。文字というよりアートに近いかも。力強い字や優しい字で言葉や詩が綴られていた。傍らで体験会もしていたので二人でわら文字を書いてみた。毛筆の筆先とは違い、硬くて使い方によって同じ筆で太い線になったり、細い線になったり、かすれ具合なども様々で面白い。小学1年生の長男の書く文字は自由でのびのびとしていて先生たちも「面白い!」と大絶賛だった。学校で文字を注意されて少し落ち込んでいた長男もちょっと嬉しくて楽しい時間を過ごしたようだ。 |