11月○日(×曜日)
早いもので5ヶ月になったぐり、いよいよ離乳食開始。お鍋に米少々と、大量の水を入れて火にかけ、柔らかいおかゆを作る。冷凍用小分けパックに入れて保存。食べさせる時にレンジでチンして裏ごしして、ベビーフードのスープをササっと入れるのみ。
予想にたがわず、ぐりの食欲は旺盛。心配になるほどよく食べる。スプーンを口に持っていくと、自分から口をあけてかぶりついてくる。ツバメのヒナみたいで笑ってしまう。
さあ、そうなるとピンチなのが、小食なおにい。「ホラ、お兄ちゃんも頑張って食べようね」と言われると、ものすごくプライドが傷つくみたい。私も分かってはいるが、手を変え品を変え、こっちもアンタに食べさせるのに必死なのよ。彼もそれなりに頑張るのだが、結局、ぐりがあっという間に完食。それを見て、半ベソで「もう、ぐり君ゴミ箱に捨てるぅ」「ベッド叩いてこわすからね!」と、何も知らないぐりに怒りの矛先を向けるおにいなのだった。
11月×日(▲曜日)
おにいは、毎晩9時にはベッドに入る事になっている。しか~し、それを忠実に実行するのはかなり大変なのだ。 おにいのお迎えは4時。4時半、帰宅するや否や降りかかるおやつちょうだい攻撃を、何とかかわしつつ(それでも結局食べる)、6時から夕食スタート。2、3口食べたら後はなかなか食が進まないおにいにイライラし、それでも育児情報誌の「楽しい食卓の雰囲気作りを」の言葉を思い出して、作り笑顔で私も食事。お風呂は7時からの予定だが、おにいのご飯が終わってなかったり、ぐりが泣いてたりして、大体7時半。おにいとぐりを順番に入浴させて8時半。パジャマを着させ、歯磨き、おもちゃの片付け(と言う名の遊び)であっという間に9時。ここまでで、何回「早く!」って言ったと思います?・・
「さあ、おにい9時よ!お布団入って!!」・・・と同時にドアがガチャ。「あ~~~お父さんお帰りなさ~い」「おう起きてたかー」
わ~やめてくれ、このタイミングで帰ってくるのは!私のこの半日の努力はどうなるのだ。ちょっとでも子どもに会いたい一心で、仕事を片付け帰ってくるパパJの気持ちもわかるが、「子どもは9時には寝るもんやろ」と決めたのはアナタでもあるのだよ。
11月△日(○曜日)
年末といえば、我が家の鬼門、踏んではいけない、しかし避けては通れない地雷、それが「大掃除」。普段の掃除は適当に済ませる私だけど、大掃除はパパJにも参加してもらって、普段やらないところをきれいにするのもまた楽しいと思う。しかし、彼はそれがどうにもこうにも苦痛らしい。毎年大掃除の日は離婚も辞さないほどの大喧嘩になり、結婚して10年目の今は、もう大掃除の話題を持ち出す事すら恐ろしい。どうやら、彼はやりたくないというより、やり方を知らない。そしてそれを私に教わるのがシャクに触るみたいなのだ。
そこで私は考えました。夫はもう、あてにしない。子どもを教育するのだと。男の子だからこそ、今のうちにこういう生活技術を伝授しとくのも親の役目ではないでしょうか。決して、自分がラクをしたいわけではないのです。イヤ、本当に。
数ヶ月前から、週末の掃除におにいを誘って、遊び感覚で一緒にやっているのだけど、全然嫌がらない。それどころか、「今日はお風呂掃除!」「今度は窓拭き!」と楽しみに張り切っている。これなら、小学生くらいになれば、十分戦力になりそう。将来家庭を持っても、お嫁さんにバカにされる事もなく暮らせるでしょう。
とそこで目に浮かんだのは、お嫁さんに重宝され、いそいそと家事にいそしむ息子の姿。そこで(それはちょっと悲しいかも・・)なんて思ってしまうのは、息子を持つ母親のエゴだね。オットには家事育児の協力を求め、息子には嫁の尻に敷かれて欲しくない・・。
そんなことを思っているうちに、ガラスはぴかぴかになりました。 |