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インタビュー

ランドセルのじょうずな選び方〜手作りランドセル生田 取材レポート〜
取材写真
今回の取材は、新一年生の女の子を持つ母親ばかり4人。

「そろそろ周りもランドセルを買ったって聞いたけど、どうやって選んだらいいのかしら?」
「せっかく購入するのだから、より良いものを選びたい!」
と意欲満々のママたちが素朴な質問をぶつけてきました。

<取材:くらむぽん編集スタッフ&くらむぽんクラブ会員>


「手作りランドセル生田」はランドセルの製造・販売を手がける稀有なお店。
年間を通してランドセルを製造、毎年11月頃から販売を始めます。シーズンオフの期間には6年間使われたランドセルをミニランドセルに作り変える注文も受けておられます。そもそも「ランドセル屋さんなんてあるの?」というところから始まった取材でしたが、この日まさに「目からウロコ」の体験をしたのでした。
●価格の安いものと高いものの差はどこででるの?
それはズバリ生地です。
合成皮革が一番安く、次に牛革、馬の皮(コードバン)となります。馬の皮はベルトなどによく使われます。ランドセルの蓋だけで原価1万円ほどしますから、デパートで売ると8、9万円にもなりますよ。(ちなみにこちらでは3万5千円くらい!)
ただ天然皮革だからといって、丈夫というわけではありません。
取材写真
●人工皮革と天然皮革の違いは?
本当のところは、どちらが良いということは言えません。好みだと思います。
ただ、牛革と人工皮革を比べたら、人工皮革のほうが確かに軽いです。ランドセル1個につき、実際には100g位の違いになります。でももし、目をつむって背負ったら重さの違いはわからないものです。(一同「へー!!」)
同じ重さのものを背負うと、子どもは好きな方が軽いと言います(笑)。
結局は好みですね。(一同共感)耐久性は、どちらが良いということはないです。どこを補強するか、作り方によって違ってきます。
取材写真
●どこで見分けたらよいのでしょうか?
値段も判断基準になります。3万から3万5千円ぐらいが標準の作りです。使用生地は保証書に書いてあります。ただ今のランドセルは値段が安くても6年間大切に使っていただければきちんともつものがほとんどです。
うちでは職人が手作りでひとつひとつ作っています。人口皮革から牛革・コードバンまで防水加工を施し、6年間保障しています。鋲がはずれたとか、糸がほつれたとかその都度直して大切に使っていただきます。

無理をして高いものを買うのでなく、納得して購入することが大切だと思います。

●ランドセル選びの基準はありますか?
体型の大きな子どもには大きな形のものを、小さな子どもには小さいものを選んでいただくことぐらいですね。できれば実際に背負っていただくのが良いと思います。
家族で来られても、お母さんは重くてかわいそうだからと軽い方を選ぼうとします。お父さんは、そんな長い時間背負っているわけでもないからと大らかです。女の子は色で選ぶし、全員が選ぶものがバラバラです。だから何度も相談して、じっくり検討されたらそれが一番よいのだと思いますよ。子どもの体型も変わりますしね。お子さんに似合う色などは、お母さんがご存知ですからお勧めの色というのもありません。
カタログは、スポンサーになっているおばあちゃんにも送って下さい。おばあちゃんは、お孫さんと一緒にお店に来たいものですよ。ランドセルを背負った姿を見せてあげて下さいね。
●横型のランドセルもかわいいなと思うのですが、あまりありませんね。
横長だと本がなかで曲がってしまったり、見開きが逆さになると他の本が挟まったりして本が傷みます。それから巾が広いと人にぶつかるし、ロッカーに入らない時があります。

●お手入れの仕方は?
よく聞かれるんですよ。でも基本的にお手入れはほとんどいりません。ただ、光沢のあるものは手垢がつくので、息で「はーっ」としてますけど(笑)。
クリームをつけたりはしませんし、だいたい皆さんやらないでしょ?

●今年の流行は?
デザインものですね。今年からうちで発売するものも、花模様のステッチが入ったりと牛皮ではめずらしいデザインランドセルなんですよ。
また、防犯ブザーも必需品となってきています。当社も全商品、防犯ブザー掛けを左右の肩ベルトにつけました。笛入れも販売しています。
こちらは、なくしてしまうから3年生になってから購入したらいいですよ。

●こちらでは、「ララちゃんランドセル」も扱っておられるのですね。
羅羅屋から出ているティティ・エ・ティティはイタリアのデザイン・生地で、私もこれを見て販売を決めました。
(実物を見て「ウワ−!私に欲しい!」と歓声。)
実際、子どもが要らなかったら自分にという親御さんもいます。大人の方の好みですよね。
横に大きく見えますが、実際は内側にそりがあって、普通のランドセルと同じ容量なんですよ。
ララちゃんランドセルは形や色が豊富です。特に「あい」シリーズに人気があり、今年は刺繍してあるランドセルも発売されるのでぜひ一度足を運んでほしいと思います。2月半ばまでは取り寄せることが出来ますが、入学間際になると人気のあるものはなくなってしまうかもしれません。

取材写真

取材写真

取材写真

日本製のランドセルを使うことが、中国ではステータスシンボルになっているそうです。
外国で使われている通学カバンは高学年になると形が変わることもあるそうで、日本のランドセルの良さを再確認しました。
取材写真
「子どもが好き、ランドセルが好き」とおっしゃる生田店長の愛情とサービス精神のあふれるお話に取材一同魅了されました。

ランドセルについての詳しい話は
「手作りランドセル生田」のホームページ
でもご覧いただけます。


●取材に協力してくださった3人のママたちの感想●
この取材はくらむぽんクラブから、3名の新一年生のママに同行していただき、
現役ママならではの質問をぶつけてもらいました。
事務局から「一緒にいきませんか?」との呼びかけに、
ドキドキしながらも好奇心旺盛で応えてくださったお母さんたちです。
取材を終えての感想を聞かせてくださいました。

種田恭子さん
【自己紹介】小学4年生と年長の女の子の母です。
ランドセルは今まで百貨店で買うものだと思っていた。今回の取材に行くまで、ランドセルの専門店があることも知らなかったくらい。上の子のランドセルを選ぶ時は値段と色で決めた。取材に参加して、作り手の細部へのこだわりあるお話(意志やどうやって作っているか、生地へのこだわり、アフターケアーetc)を聞くことで、作り手の見える商品を選びたいと思った。ランドセルに対する思いがこの取材によって強くなった。重さに関しても、軽いほうが良く天然皮革は重いからだめだなというイメージであったが、実際100gしか違わないと聞いてびっくり!目からうろこでした。他には、防犯ブザーをつける金具が肩のところについていて、時代とともにランドセルは進化しているのだなと思った。(上の子の時には気にしていませんでした)貴重な体験をありがとうございました。

平田朝子さん
【自己紹介】3歳と6歳の女の子の母です。フルタイムで働いており、小学校に入ったら放課後対策がとっても不安です。
ランドセルは今まであまり関心がなかったけど、子どもが来春小学生になるということで勉強になるなと思い参加させてもらいました。実際に購入するときの基準がわかりとても参考になりました。「手作りランドセル生田」は街の中の工場という感じで職人さんががんばってこだわりをもっているという感じでした。実際に作りかけのランドセルを見て、生地を触って細かい工夫について聞きました。良い生地と悪い生地の見分け方、何が違うのか、人口皮革と馬革、牛革の違いなど全く知らなかったことが分かりました。イタリアデザインのランドセルは初めて見ました。普通なら子どもに持たせようとは思わないけれど「こんなのもいいな。大人が持ったらかっこいい!」と思いました。日本のランドセルは評価が高く、台湾から購入しにきた話や外人が鞄として中古品を持っていったりなどするそうです。とても楽しい話が聞けました。

鈴木智美さん
【自己紹介】長女6歳、次女3歳の母です。好奇心旺盛で、いろいろ体験するのが好きです。また、なにかあれば声をかけてください。自然が大好きになっていますが、まだ知らないことが多くどんぐり、山菜、食べれる野草に詳しくなりたいと思っています。よろしくお願いします。
ランドセルはジャスコに行って手頃な値段で、子どもが気に入ったものをいいのか悪いのかわからないまま買うのだろうなと思っていました。帆布の物が軽いと聞いていたので気にはしていましたが、今回取材に参加できて本当に良かったです。ランドセルの値段の違いが素材にあること、人工皮革でもランクがあること、天然皮革が重いと言っても100gの差だということ、などが分かることができました。ランドセルのこだわりも気に入りましたし、とてもかわいい店構えでそれだけでもファンになりました。お話が聞けたのは奥様(店長)で、実際に作られている方のお話はとても貴重でした。とても親身にお客様に対応されていることがわかりました。子どもを連れてランドセルを選びに来たいと思いました。実際に作った人と合うことでより大切にしてくれるのではないかと思います。3歳の子どもを連れて参加させていただいたのですが、とても親切にしていただき本当に感謝しています。ありがとうございました。とても楽しい時間を過ごすことができました。

取材協力
手作りランドセル生田
〒544-0011 大阪市生野区田島6-2-16
TEL 06-6757-6723
FAX 06-6757-6760



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