優れた絵本を読んであげることで、子どもはページをめくる前に、次はどうなるのかな、何が出てくるのかな…と、ワクワク・ドキドキしながら空想の中で楽しむことができます。また、想像力が育ったり、自分で考える力がついたり、お母さんや身近な人に絵本を読んでもらうことによって、子どもの心が落ち着き、たくさんの愛情を感じとることができる、とも言われています。
「いつでも・どこでも・誰とでも・どんなスタイルでも自由でいいんですよ。いろいろな個性がありひとりひとり違っていて当たり前。子どもはお母さんや身近な人に絵本を読んでもらうのが大好き。まずはこどもと一緒に声を出して絵本を楽しんでみませんか」と、豊中市立千里図書館司書・小堀敏己さんは読み聞かせについてアドバイスをしてくれます。
でも、やっぱり読み聞かせは苦手かも・・・と悩んでいたら、身近な図書館や児童館・お話文庫・書店などで開催している「おはなし会」に参加してみるのもいいかも知れません。
読み聞かせの会の一番の楽しみは、みんなと楽しみを共有すること。子どもは、隣の子どもが笑うことで、一緒に絵本の世界に引き込まれていきます。一人では絵本を好きになれなかった子どもも、お友だちと一緒だと楽しめるようになることが多いのです。大人でも、自分で読んでつまらなかったのに、他人に読んでもらうことで新たにおもしろさを発見する場合もあります。同じ本でも読み手によって、おもしろさが変わってくるのも読み聞かせの楽しいところです。
前出の千里図書館では、毎週水曜日、絵本や紙芝居の読み聞かせ、手遊びなどを楽しめる「おはなしどんどん」を開催。「0歳~いろんな年齢のお友達が絵本をキラキラした目をしながら聞いてくれますね。一人一人の反応はさまざまです。まずは子どもたちが絵本の世界に引き込まれ、次第におかあさんがたも絵本の世界を楽しんでおられるようです」(小堀さん)
食事をしたり、遊んだりするように、読み聞かせも日常生活の一部として楽しめるといいですね。 |