例えば、今回取材に伺った「水月児童文化センター」は、協会で管理するようになってから大人の利用者が増えたそうです。
元々は、学校から帰った子どもたちが立ち寄って卓球をしたり、本を読んだり、持ってきた宿題をしたりと自由に過ごせる施設ですが、ここで大人向けのイベントを開き、高齢者にも開放しました。そうする事で、何となく大人と子どもが一緒に遊び始め、異世代の自然な交流が生まれる場になったのです。
異世代交流が大切なのは、それを通して子どもたちが大人への憧れや尊敬の気持ちを持つということ。信頼できる大人が身近にたくさんいることが、子どもの成長には欠かせないのです。
この児童センターの事務所は開放されており、子ども達も自由に入ってきて職員とおしゃべりします。何気ない会話の中から、その子が抱える小さな問題が見えたり、次の企画のアイデアが出てくることも。とにかく気楽に、大人も子どもも自分らしくいられる場所でありたい。そんな姿勢を受けてのことでしょう、小学生から運営についての意見が出て、自治運営に発展しているという頼もしいお話もありました。これは自己表現が引き出されてきた好例と言えるでしょう。
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